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中古パソコンってどうなの?中古パソコン屋の裏側(クリーニング編) [雑談]

たまには雑談でも書きますw

以前からこのブログに何回か書いていますが、
あたしは一時期、中古パソコン屋でバイトをしていたことがありまして、
入荷、セットアップ、クリーニング、出荷、電話対応(クレーム処理)など
かなり色々とやっていました。

中古パソコン屋といっても、あたしが居たところは店舗での販売は無く、
ネット上での販売と、業者さんからの注文で個人のお客さんに発送する感じでした。
また、出張・持込修理などもやっていました。

あたしなんかは全然初心者だったんですが、
大手の中古パソコン屋さんで昔働いておられた方が居たりして、
色々と教えていただきました。
ですので、あたしがやっていたことは、大体どこでも同じようにやっていると思います。


中古パソコンというと、やっぱり気になるのが見た目ということで、
今回はパソコンの入荷時の状態とクリーニングについて。

中古パソコンは、ほとんどが会社や学校などでリース品として使われていたもので、
リース期間が終了したリースアップ品が流れてきます。
状態は様々で、すごくキレイなものもあるのですが、
安く入荷しようとすると、見た目がゴミ同然なものも多くありますw
当然、安く入荷しないと利益が出ませんから、このゴミのようなものを
何とかしてキレイにするわけです。

デスクトップパソコンの場合は、キーボードやマウスは新品に変えるので
せいぜい本体に色あせがあったりキズがあるなぁという程度で済みます。
しかし、ノートパソコンの場合はかなり悲惨で、
キーボードの文字消えは日常茶飯事、液晶のヒンジがグラグラになっていたり、
割れていたりすることもよくあります。
正直、いくら安くても自分で使いたいパソコンだとは思えませんw
これは、仕事仲間全員言ってましたww

それでも、出来るだけお客さんに気持ちよく使って頂くために、
一生懸命クリーニングするわけです。


それでは、主にノートパソコンのクリーニング方法について書きましょう。

まず、会社や学校で使われていたものの場合、
テプラなどのシールがペタペタ貼ってあることが多いので、
シール剥がしを使ってシール跡をきれいに除去します。

次に、パソコン全体の掃除をします。
外側も大事ですが、内側にもホコリが溜まっていますから、
吸気口からエアーを吹いて、ホコリを除去します。
本当ならば、ある程度分解して掃除するのがいいのですが、
そんなことをやっていたら全く数が捌けないので、そこは妥協です。
外側は、洗剤を少しつけて、ぞうきんで拭いていきます。
最初は、マジッ○リンなんかを使っていたのですが、
マ○ペットのほうが良いとのことで、途中からマイ○ットを使うようになりましたw

次に、キーボードの掃除をします。
まず、あまりに文字消えがひどいものは、同型の機種で壊れたものから
消えたキーだけ移植します。
そして、次にキーボードの汚れをとっていきます。
長く使われていたものは、手あかがすごくついているので、
これをブラシやぞうきんなどを使って1つずつ落としていきます。
その後、キーボードの内部に溜ったほこりを除去するために、
ハケを使ってゴミを書きだし、エアーで吹き飛ばします。
ちなみに、キーボードの中に挟まっているもの1位は、ホッチキスの針ですw

最後に、液晶部分の掃除です。
最初は、液晶クリーナーを使っていたりしたのですが、
確実にキレイになる方法をご紹介。
100均でよく売っているメラミンスポンジに水をつけて、
ほどよい強さでこすり、ティッシュで拭きとります。
(枠の内部に水が入らないように注意)
これで、液晶表面がものすごくキレイになります。
お気づきの方もいるかもしれませんが、結局、表面を微妙に削っているだけなので、
古いもの以外ではやらないほうがいいですw
液晶表面に浅い傷がある場合は、水をつけない状態で
メラミンスポンジでこすると、きれいに傷がとれます。

こうして、ホコリに埋もれていたゴミ同然の汚いパソコンが
通常の中古パソコンにまでレベルアップしますw

しかし、やはり中古パソコンの状態(外見)は、あたり、はずれが多いです。
状態が細かく示されている場合は別ですが、
ネットで中古パソコンを買うのはやめたほうがいいと思いますw


次回は、OSのリカバリについて書く予定です。


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